方言と後の祭り

方言と後の祭り

方言と後の祭り

新人のころ、先輩看護師に方言について教わったことがあります。

 

私の勤務先は関東にありますが、関西の方が旅行中に倒れ、搬送されてきたときの出来事。

 

患者さんは、かなり年配の方で、しかも気むずかしい方。

 

関西の方言に慣れない私は、言葉の壁だけで怖さを感じていました。

 

そのとき、患者さんを対応していた先輩看護師が「はる」という表現について教えてくれたのです。

 

これは「いてはります」や「言わはる」など、「はる」を使うことで、丁寧な言葉になるということなんですよね。

 

この言葉を意識して患者さんの言葉を聞いてみれば、もしかしたら患者さんは丁寧な言葉を話されているのに、私が勝手に怖いと思っていたのかな?

 

と良い方向に考えることができたのです。

 

関西の方に関しては、言葉がまったく伝わらないということはないので、丁寧な表現を学ぶだけでもだいぶ変わってきますが、可能な限り早く習得したいと思うのは「津軽弁」。

 

看護に関わる言葉の中でも痛みや身体の部位についての理解は不可欠と思い、覚えていきたいと思うのですが、津軽弁は標準語(共通語)とだいぶ表現が異なって、しかも聞き取りにくいこともあり、聞き手が勝手な解釈をしてしまうことが地元でもたびたびあるとか。

 

関東にある病院に津軽弁を使う患者さんが来院するかどうかは、確率でいえば、とても低いことかもしれません。

 

でも、旅行中に搬送される方もいれば、子や孫のいる関東に引っ越しをしてくる方もいるので、後の祭りとならないように勉強したいと思うのです。

ももこ


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